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政治主導の名のもと、地方自治体の行政運営に関わる新しい政策等の政治判断が、政権のトップダウンでいきなり決定され、その後理解を求めていくという手法は、民主党の言う地域主権とは相容れないものであり、そのため、様々な困難が生じております。

 今、これら切実な声、不満、憤りの声が、47都道府県に渦巻いていると言っても過言ではありません。

 このような例え話があります。

 1丁目1番地に、「乗客のことは乗客が決める」というバスが停車していた。

 47人が期待して乗り込んだ。

 しかし、バスは乗車時刻を過ぎても動かない。

 しばらくすると、運転手は何もしないまま、降りてしまった。

 呆気にとられていると、新しい運転手が乗り込んできて、「行き先は、一括交付金!」と叫び、急発進した。

 乗客が次々と転倒して、社内は大混乱に陥る。

 「こんなひどい運転は初めてだ」と言うと、運転手は「仮免許だから」と開き直っている。(議場爆笑と拍手)

 バスが、補助金の総額削減方向に向かっているようだと気づいた乗客が、「降りたい」と言っても、運転手は聞こえないふり。

 すると突然、「子ども手当の路線を維持するため、料金をいただくことにしました」というアナウンスが流れて、社内は騒然となる。

 「話が違う」と怒る乗客に、運転手は「料金を決めるのは私だ」とうそぶいている。

 「乗客のことは乗客が決める」という言葉に騙されたと気づいたが、バスは暴走していて、とても降りられそうにない。(議場拍手)

 菅総理、このバスに乗せられた人たちの気持ちをぜひお考え下さい。

 この際、いったんバスを止め、乗客も運転手も、ともに自転車に乗り、自らハンドルを握り、ペダルをこいで一緒に進む、そのような姿勢で、地方分権のあり方を目指してはいかがでしょうか。(議場拍手)